ブラックジャックのサイドベットとは？種類や配当について解説

ブラックジャックはシンプルなゲームでカジノの中でも人気が高いです。そんなブラックジャックには通常のベット以外にも「サイドベット」と言うものがあります。通常の勝利のベット以上に配当が得られることから多くのプレイヤーにとって、ブラックジャックを楽しむ要素の一つです。

そこで本記事ではブラックジャックにおけるサイドベットについて、種類や配当について解説していきます。

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ブラックジャックのサイドベットとは？

ブラックジャックのルールはそもそもディーラーとの対戦型のゲームで、手札の数の合計が「21」に近い方が勝ちというシンプルなゲームです。勝てばベット額の2倍が配当され、負ければベット額は没収と、配当に関しても非常にシンプル。

しかし、ブラックジャックにおけるサイドベットとは、ゲームの最初に配られるカードのスート（ハートやスペードといった絵柄）や種類を予想するゲームのことです。簡単に言うとブラックジャックの役を揃えれば配当を獲得することができ、通常のゲームの勝敗とは関係なく、別で得られます。たとえゲームには負けたとしても、サイドベットを的中させることで、負けを取り戻すことができたり、場合によっては高額の配当を得られたりします。

しかし、カジノやテーブルによってはサイドベットの有無や配当の違いがあるので、ゲーム開始前に確認しておきましょう。

ブラックジャックのサイドベットの種類

ブラックジャックにおけるサイドベットには種類があり、複数を同時にベットすることも可能です。ここからはどんなサイドベットがあるのかを紹介します。まずは最初に配られた2枚のカードでの役です。

パーフェクトペア

パーフェクトペアとは最初に配られたカードの数字とスートが同じ際に配当を得られるサイドベットです。例えば、最初に配られたカードが「ハートの6」と「ハートの6」のときなど全く同じペアのことです。

このときの配当は25倍〜30倍とかなり高額な配当を得られます。配当が一定ではないのは、ハート・ダイヤ・スペード・クラブによって異なる配当が設定されているからです。数字とスートが同じになるのはかなりの低確率なので、一回でも的中させれば大儲けできます。

また、ブラックジャックにおいて「10・J・Q・K」は10としてカウントしますが、「Q」と「K」ではペアにはなりません。

カラーペア

カラーペアは名前の通り、配られた2枚のカードの数字とスートの色が同じ際に配当を得られるサイドベットです。例えば、「スペードの7」と「クラブの7」のときなど。つまり、同じ数字でダイヤとハートか、スペードとクラブで色が一致すればペアになります。パーフェクトペアに比べると、色が同じならペアになるので確率的には揃えやすいと言えます。

カラーペアを的中させたときの配当は13倍です。13倍でもかなりの配当を見込めますが、パーフェクトペアと比べると半分程になります。

ミックスペア

ミックスペアは最初に配られたカードの数字が同じで、スートの色が異なる際に配当を得られるサイドベットです。例えば、「ダイヤの8」と「スペードの8」のときがミックスペアに該当します。つまり、数字が同じでスートの色が異なればペアになります。

ミックスペアの配当は5〜6倍とペアのサイドベットの中では一番少ないです。しかし、他のペアと比べると、最も揃う確率が高いです。

21＋3（トゥエンティーワンプラススリー）

ここから紹介するサイドベットは最初に配られる2枚のカードとディーラーのアップカード（1枚目のカード）を予想するサイドベットです。3枚で行うスリーカードポーカーの形式となっている賭けです。ここからは21 + 3の役と配当を紹介します。

スーテッドトリップス

21 + 3で一番の配当を得られる役となるのが、3枚のカードの数字、スートが同じであるスーテッドスリーです。プレイヤーの手札が「ダイヤの9」と「ダイヤの9」であれば、ディーラーのアップカードも「ダイヤの9」でなくてはいけません。

スーテッドスリーの配当はなんと100倍。とんでもない配当を得られる役ということです。しかしそれだけ起こる可能性は低いということです。

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、同じスートで数字が3つ連続することです。例えばプレイヤーに配られたカードが「ダイヤのA」と「ダイヤの2」、ディーラーのアップカードが「ダイヤの3」のときが該当します。

ストレートフラッシュの配当は40倍と、スーテッドトリップスに比べると半分以下ですが、それでもかなりの配当を得られます。21 + 3の中では、スーテッドトリップスの次に高い配当の役です。

スリーカード

プレイヤーの2枚のカードとディーラーのアップカードの合計3枚が同じカードになったときの役はスリーカードです。例えば、プレイヤーの2枚のカードが「ダイヤの4」と「スペードの4」、ディーラーのアップカードが「クラブの4」のときがスリーカードとなります。スートまで一致させる必要はありませんが、数字が同じでないといけません。注意が必要なのは「J・Q・K」は10としてカウントされますが、同じ数字としては扱わないことです。プレイヤーの手札が「ダイヤのJ」と「スペードの10」、ディーラーのアップカードが「クラブの10」となってもスリーカードにはなりません。

スリーカードの配当は30倍です。配当はスーテッドトリップスやストレートフラッシュに比べると少ないですが、2つに比べると揃えやすい役になります。

ストレート

ストレートは数字が連番になったときの役です。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤの5」と「ハートの6」でディーラーのアップカードが「クラブの7」のときです。数字が連番になっていれば、スートを揃える必要はありません。2枚だけ同じでもストレートになります。また、「J・Q・K」は10にはならないので注意してください。プレイヤーの手札が「ダイヤの8」と「スペードの9」、ディーラーのアップカードが「クラブのK」でもストレートにはなりません。

ストレートの役が揃ったときの配当は10倍です。配当は比較的少ないですが、それだけ揃えやすい役ということです。

フラッシュ

フラッシュは3枚のカードの数字が異なり、スートが全て同じときに成立します。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤの4」と「ダイヤの8」、ディーラーのアップカードが「ダイヤのQ」のときです。数字を揃えたり、連番にしたりする必要もありません。スートさえ揃っていれば役となります。

フラッシュの配当は5倍と21 + 3の中では一番少ないですが、確率的には一番成立させやすい役です。

ホット3

ここから紹介するサイドベットは、ホット3です。ホット3は21 + 3と同じく、プレイヤーの2枚のカードとディーラーのアップカードを使ったサイドベットです。しかし21 + 3と異なる点としては、21 + 3は数字やスートで役を揃えるのに対して、ホット3は数字やスートを揃えつつ21にすると成立します。

ホット3になる組み合わせと配当を紹介していきます。

7-7-7（ホット3）

名前の通り、7が3枚揃ったときの役がホット3となります。スートは異なっても大丈夫ですが、全て7である必要があります。お気づきの方もいるかもしれませんが、こちらはスリーカードとしても扱われるので、他の賭け方と重複して当たりとなります。

ホット3の配当は100倍です。7を3枚揃える必要があるので、それだけ出現確率は低く、ホット3の中での最高役となります。

スーテッド21

スーテッド21はスートが同じで、3枚の合計が21になることです。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤの5」と「ダイヤの9」でディーラーのアップカードが「ダイヤの7」のときです。「A」が出たときは1か11どちらでもカウントでき、「J・Q・K」は10としてカウントするので、数字のカウント方法は通常のブラックジャックと同じです。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤのJ」と「ダイヤのK」でディーラーのアップカードが「ダイヤのA」のときはスーテッドスリーになります。

スーテッドスリーの配当は20倍と、ホット3に比べるとかなり少ないですが、それだけ出現確率は高くなります。

アンスーテッド21

アンスーテッド21はスーテッド21と異なり、スートが異なっていても合計が21になっていれば成立します。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤの5」と「スペードの9」でディーラーのアップカードが「ハードの7」のときです。スートが揃っていなくても3枚の合計が21になれば成立です。

アンスーテッド21の配当は4倍です。ここまで紹介したサイドベットの中でも、かなり成立しやすいサイドベットになります。

20ポイント

20ポイントは名前の通り、3枚のカードの合計が20になることです。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤの6」と「ハートの8」でディーラーのアップカードが「クラブ6」のときです。スートの一致は必要なく合計が20になっていれば成立です。

配当は2倍と通常のブラックジャックの勝利と同じです。スートが揃っても異なっても配当は変わりません。

19ポイント

19ポイントは3枚のカードの合計が19になることです。例えば、プレイヤーの手札が「ダイヤの6」と「ハートの8」でディーラーのアップカードが「クラブ5」のときです。こちらもスートの一致は必要なく合計が20になっていれば成立です。

19ポイントの配当は1倍です。通常の勝負で負けたとしても、19ポイントを揃えれば、負けを帳消しにできます。

ベット・ビハインド

これまでは、プレイヤーに配られる手札やディーラーのアップカードとの合計で役を揃えるサイドベットでしたが、これから紹介するサイドベットは異なります。

ベット・ビハインドとは、他のプレイヤーの勝敗を予想するサイドベットです。他プレイヤーが勝つことを予想し、プレイヤーが勝ったら配当を得られます。

配当は通常のゲームと同じですが、スプリット等のアクションを行って勝つと追加で配当をもらえる場合もあります。単にバーストするかどうかではなく、何枚でバーストするかを予想します。

バーストイット

バーストイットはディーラーのバーストを予想するサイドベットです。配当はディーラーがバーストした時の手札の枚数によって決まります。

配当は枚数が多ければ多いほど高くなります。以下の表で確認しましょう。

6枚からかなりの配当になることがわかります。しかし、6枚でバーストとなると小さい数字のカードがくる必要があるので確率は低いです。

まとめ

今回はブラックジャックにおけるサイドベットについて解説しました。確率は低いですが、役を揃えることで大きな配当を得られるのがサイドベットの醍醐味です。ブラックジャックをはじめてまだ間もない方は何を賭ければよいか判断しづらいこともあるでしょう。そのような方は、まずは無料でできる海外のオンラインカジノなどでデモプレイをしてください。デモプレイでサイドベットについて理解を深めましょう。

今回紹介したサイドベット以外にもカジノハウスによっては独自のサイドベットがあることもあります。さまざまなサイドベットがあるので、いろんなサイドベットを試してみてください。

ブラックジャックのサイドベットに関してよくある質問

最後にブラックジャックのサイドベットに関してよくある質問をまとめたのでぜひ参考にしてください。