ブラックジャックで21になる確率とバーストする確率

ブラックジャックは確率から戦略を考えることが重要です。ある程度のカードの出現確率を知っておくことで、取るべきアクションが判断しやすくなります。

そこで本記事では、ブラックジャックにおけるさまざまな確率について解説します。ぜひ本記事を参考にブラックジャックでの勝率を上げていきましょう。

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ブラックジャックで特定のカードが出る確率

ブラックジャックはジョーカーを除く、トランプ1セットでおこなうゲームです。先述した通り、どんなカードを引くかによって勝率が変わるのがブラックジャックです。

ブラックジャックで特定のカードが出る確率

まずはブラックジャックで特定のカードが出る確率を確認しましょう。

ブラックジャックで特定のカードが出る確率はそれぞれ7.69%です。つまり数字別で言うと「A〜9」がそれぞれ7.69%で「10」が出る確率は30.76％となります。

しかし、一度出たカードはまた出ることはないので、カードの出現率はゲームの進行とともに変化していきます。

ナチュラルブラックジャックになる確率

ナチュラルブラックジャックとは、最初に配られる2枚のカードでブラックジャックが成立することです。この最強とも言われる手札をひく確率は約5％です。かなり低いことがわかります。

「21」が出る組み合わせが、全部で8通りで、全ての数の組み合わせが169通りなので計算すると約5％となります。そのほか、最初の2枚のカードの確率を確認しましょう。

表からわかるように、2回に1回は「16-12」が出ると言うことです。この辺りの数字は多くの人が「ヒット」か「スタンド」か非常に迷うところです。このようなときには、後に紹介する「ベーシックストラテジー」と言うものを使うのがおすすめです。

ブラックジャックにおけるさまざまな確率

ブラックジャックで起こりうるさまざまな確率について紹介します。

ブラックジャックでバーストする確率

バーストとは、ハンドの数の合計が21を超えることです。バーストするとゲームは負けとなります。バーストした時点で負けになるため、バーストする確率を把握しておくことは重要です。

上記の表からもわかるように、ハンドが17以上であれば、バーストする確率は70％を超えるので確実にスタンドした方が良いです。

ディーラーがバーストする確率

逆にディーラーがバーストする確率についても確認しましょう。

ブラックジャックにおけるディーラーのルールとして、「17以上になるまでヒットしなければいけない」「17以上になったら必ずスタンドする」があります。そのため、最初のカードが小さい数字だとバーストする確率が高くなるのです。逆に、アップカードが「10・A」といった大きいカードだと、バーストする確率は低いです。

上記の表をもとに、ディーラーのバースト確率の平均は約28%となり、4回に1回はバーストする可能性が高いと言えます。

ディーラーがブラックジャックになる確率

ディーラーがブラックジャックになる確率はどれくらいでしょうか。結論からお伝えするとディーラーがブラックジャックになる確率はプレイヤーと変わりません。

カードの合計が「11」であれば約30％、「12〜16」であれば約8％です。ディーラーがブラックジャックになる確率をナチュラルブラックジャックになる場合を除くと以下の通りになります。

表をみてわかる通り、おおむね10％前後と言うことがわかります。

ブラックジャックでスプリットできる確率

スプリットとは、同じ数のカードが配られた場合、2つのカードをそれぞれ別のハンドとして賭けることです。ハンドを2つに分けることで両方の手札で勝負に勝てば、配当が4倍となるのです。

ブラックジャックにおけるスプリットができる確率、つまりは同じカードが出る確率は、約15%です。9回に1回は同じカードがくるということです。

インシュランスの成功確率

インシュランスとは「保険」を意味するアクションです。ディーラーのアップカードが「A」のときに、賭け額の半分を追加することでディーラーがブラックジャックを出したら配当がもらえます。

例えば、もともと20ドルを賭けて、インシュランスで10ドル追加するとします。ディーラーがブラックジャックを出したら、追加の3倍が配当として返ってくるので30ドルが配当です。つまりはプラスマイナス0で引き分けの状態ということです。

インシュランスは成功確率が約30％と低いです。ディーラーがナチュラルブラックジャックを出す必要があるので、2枚目に「10・J・Q・K」が出ないといけないので、成功確率は3割程度となります。

逆に言うと、7割は失敗する計算になるので、するべきではないアクションと言えます。

ブラックジャックの確率をもとに戦うには

ここまでブラックジャックのさまざまな確率について解説しました。しかし、「全てを理解するのは大変」「確率をもとにどうやって勝率を上げるの？」と思う方も多いはずです。

そこで、初心者でも簡単に使える確率をもとにした戦略を紹介します。それは「ベーシックストラテジー」というものです。「ベーシックストラテジー」とは基本戦略のことで、ブラックジャックにおけるアクション判断の基準となります。あくまでも確率的なことなので、必ずしも表の通りにアクションを選択したからといってゲームに勝てる訳ではありませんし、逆に表ではなく自身の勘で勝てることもあります。

まとめ

今回はブラックジャックにおけるさまざまな確率について解説しました。ブラックジャックにおける確率を把握することは、1つの戦略となるので非常に重要です。

確率を基にしたベーシックストラテジーを使うことで、勝率を上げることもできます。ブラックジャックの確率について少しでも理解を深めて勝率を上げましょう。

ブラックジャックにおける確率に関してよくある質問

ブラックジャックの確率に関してよくある質問をまとめました。