日本では、海外と比較してeスポーツの流行が遅れていると言われています。しかし、なぜeスポーツが日本で流行らないのかが分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、eスポーツが日本で流行らない理由や日本で人気のゲームタイトルを解説します。海外と比較した日本のeスポーツ人口についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
日本で人気のeスポーツに賭けられるブックメーカー
日本で人気のeスポーツにベットできるブックメーカーをまとめました。
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eスポーツとは?
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略称で、パソコンゲームやゲーム機を用いた対戦をいいます。
eスポーツのほとんどの大会には優勝賞金が設けられており、中には賞金総額が20億円を超える大会があります。そんなeスポーツは性別や年齢を問わず観戦できたり、環境さえ整えばどこへでもプレイできたりすることから、世界中の人々に愛されているスポーツ競技です。そしてブックメーカーで賭けを行うこともできます。
ここからは、eスポーツを以下の2つに分類してさらに詳しく解説します。
- 海外と比較した日本のeスポーツ人口
- 日本でeスポーツが流行らない理由
ここで解説した内容を把握し、eスポーツが流行らない理由を詳しく理解しましょう。
海外と比較した日本のeスポーツ人口
日本のeスポーツ人口は、約390万人と言われています。世界でのeスポーツ人口が1億3,000万人であることから考えると、日本は比較的eスポーツ人口が少ない国であるといえるでしょう。
また、日本のeスポーツ人口は約390万人ですが、この中で世界的なeスポーツ大会に出場した経験がある選手は700人しかいません。世界的なeスポーツ大会に出場経験のある選手が国内に700人しかいないのは、かなり少ないといえるでしょう。
日本でeスポーツが流行らない理由
日本でeスポーツが流行らない理由として、以下の3つが挙げられます。
- ゲームに対するイメージの悪さ
- 給料の少なさ
- 環境の悪さ
ここで解説した内容から、日本でeスポーツが流行らない理由について詳しく理解しましょう。
ゲームに対するイメージの悪さ
日本でeスポーツが流行らない理由として、ゲームに対するイメージの悪さが挙げられます。日本でのゲームのイメージと言えば遊びのイメージが強く、幼少期からゲームをしすぎると勉強がおろそかになるという考えが根づいています。
そのため、率先してプロゲーマーになろうとする人々がほかの国と比較して少ないのでしょう。また、日本ではゲームを子供がする娯楽と認識している人々が多い傾向にあるため、ゲーマーの平均年齢が若いです。
事実、日本のプロゲーマーの平均年齢は27歳と言われていますが、eスポーツが盛んになっているアメリカのプロゲーマーの平均年齢は37歳とされています。
つまり、日本とアメリカではプロゲーマーの平均年齢に10歳も差があるのです。日本でeスポーツを流行らせるためには、ゲームに対するイメージの悪さから変えないといけません。
給料の少なさ
eスポーツが日本で流行らない理由の一つが、プロゲーマーの給料の少なさです。海外のeスポーツ大会であれば賞金額で1億円以上を獲得できることも珍しくありませんが、日本ではeスポーツの賞金額が低い傾向にあります。
元々、日本では景品表示法の規制から課金でプレイヤーが強くなるゲーム大会の賞金の最高額は10万円に限られると考えられていました。現在では景品表示法は改正されましたが、昔の名残で高額賞金の大会は開催されづらいです。
プロゲーマーの給料が少ないと生活ができないため、プロゲーマーを志す人々が少なくなり、よりeスポーツが日本で流行らなくなります。
環境の悪さ
日本でプロゲーマーを育てる環境が整備されていないことも、eスポーツが流行らない理由の一つです。昔と比較して日本でもプロゲーミングチームは多々あるものの、プロゲーマーとして活動している人々が少ないため、活動規模を狭くせざるを得ないのです。
プロゲーマーを育てる環境を整えるためには、活動資金を出すスポンサーの存在が欠かせません。しかし、プロゲーマーの人数が少ないため、活動資金を出すスポンサーが集まらず、結果的にプロゲーマーの育成環境が悪化しているのでしょう。
日本で人気のeスポーツゲーム
ここでは、日本で人気のeスポーツのゲームタイトルとして、以下の3つを解説します。
- Apex Legends(エ―ペックス レジェンズ)
- Shadow verse(シャドウバース)
- Clash Royale(クラッシュ ロワイヤル)
eスポーツ大会が開催されているゲームタイトルは、数多く存在します。ここで日本で人気のeスポーツのゲームタイトルをあらかじめ把握しておきましょう。
Apex Legends(エーペックス レジェンズ)
Apex Legends(エ―ペックス レジェンズ)とは、最大60名20チームで最後の1チームになるまで争うバトルロワイアル型のシューティングゲームです。
Apex Legendsは、スピード感のある戦闘や特徴的なキャラの特性を活用した戦略などさまざまな魅力があることから、多くのユーザーから人気を集めています。
Apex Legendsは、過去にオンライン参加可能で優勝賞金30万円が用意されているeスポーツ大会を開催した経験もあります。
Shadow verse(シャドウバース)
Shadow verse(シャドウバース)とは、2,000種類以上あるカードを用いて自分のチームを勝利に導くトレーディングカードゲームです。
Shadow verseは豊富なカードの種類や運要素が絡み合ったオンラインカードゲームであるため、さまざまなユーザーから注目を集めています。
Shadow verseは過去に「Shadowverse World Grand Prix」と呼ばれる世界大会で1億1000万円の優勝賞金を用意した過去もあるほど大きなゲームタイトルです。
Clash Royale(クラッシュロワイヤル)
Clash Royale(クラッシュ ロワイヤル)とは8枚のカードでデッキを構築し、敵の陣地にあるキングタワー・アリーナタワーの破壊を目指すゲームです。
Clash Royaleは短時間でプレイができたり、自由にデッキが作れたりすることが魅力です。そんなClash Royaleのeスポーツ大会は、過去に総額1億3000万円超えの優勝賞金を用意した経験があります。
まとめ
今回は、eスポーツが日本で流行らない理由や日本で人気のゲームタイトルについて解説していました。日本でeスポーツが流行らない理由としては、ゲームに対するイメージの悪さやプロゲーマーへの育成環境の悪さなどが挙げられます。
また、日本で人気なゲームタイトルとしては、Apex Legends(エーペックスレジェンズ)やShadow verse(シャドウバース)、Clash Royale(クラッシュロワイヤル)などがあります。
将来的にeスポーツにお金を賭けて儲けたいと考えている方は、今のうちから日本で人気のゲームタイトルについて理解を深めるとよいでしょう。
よくある質問
日本でeスポーツを流行らせるためには?
日本でeスポーツを流行らせる方法として、以下の2つが挙げられます。
- 国内プロリーグの発足
- 大規模な国際大会の開催
まず日本でeスポーツを流行らせるためには、国内プロリーグを発足して国内でのeスポーツの知名度を高め、プロゲーマーになりたいと思う人々を増やす必要があります。
また、獲得賞金が数千万円や数億円にわたる大規模な国際大会を開催することで、獲得賞金欲しさにプロゲーマーを目指す人々が増える可能性があるでしょう。日本のeスポーツ市場は2018年以降、徐々に盛り上がりを見せています。
日本でさらにeスポーツを流行らせるためにも、多くの国内プロリーグを発足したり、大規模な国際大会を開催したりする必要があります。
eスポーツがオリンピック種目になる可能性は?
eスポーツがオリンピック種目になる可能性は、もちろんあります。事実、eスポーツがオリンピック種目になるように大規模なeスポーツ大会を開催したり、日本オリンピック委員会に加入するために日本eスポーツ連合が発足されたりしています。
eスポーツにはどのような種目がある?
eスポーツには、以下の9種類の種目が存在しています。
- シューティングゲーム
- 格闘対戦ゲーム
- 戦略ゲーム
- スポーツゲーム
- パズルゲーム
- レーシングゲーム
- デジタルカードゲーム
- 音楽ゲーム
- MMORPG(同時に多数の人が参加して自分のキャラクターを強化していくゲーム)
eスポーツには上記の9種類のゲームが存在することを把握しておきましょう。